安全と安心をお届けする荷揚のエキスパート あやせ興産

安全と安心をお届けする荷揚のエキスパート あやせ興産

あやせ興産有限会社公式ホームページのリニューアル特別企画として、ボクシングWBA第3代スーパーチャンピオン、第23代IBF世界ライトフライ級統一王者、第35代日本ライトフライ級王者の田口良一選手と我が社スタッフとの特別対談が実現しました。
日々ハツラツと業務に勤しむあやせ興産のスタッフたちですが、仕事、家庭、将来、夢…など、誰でも内に秘めた悩みや葛藤を抱いているもの。どうすれば今の自分を変えられるのか?どうすれば前向きに生きていけるのか?世界を獲ったチャンピオンへの質問を通じて、仕事と生き様のヒントを探ります。

  • プロボクサー
  • 田口 良一 選手
  • 1986年12月1日生まれ。東京都大田区出身。
    ワタナベボクシングジム所属。
    ボクシングWBA第3代スーパーチャンピオン。
    第23代IBF世界ライトフライ級統一王者。
    第35代日本ライトフライ級王者。
  • 小島圭三
  • あやせ興産入社4年目
    キックボクシング経験者
  • 全日本キックボクシング連盟第15代ウェルター級王者。得意技はタイ語で「テンカオ」と呼ばれる膝蹴り。あやせ興産の仕事と並行して、キックボクシングジムを経営中。
  • 島田義弘
  • あやせ興産入社3年目
    空手経験者
  • 筋肉に自信あり!自分の筋肉で、好きな部位は仕事で培った右前腕。実はベジタリアンで、それでこの体型をキープしているのがささやかな自慢。好きなプロテインは、ソイプロテイン(大豆)のプレーン味。
  • 関口丈夫
  • あやせ興産入社1年目
    柔道・総合格闘技経験者
  • 格闘技全般が好きで、根っからの格闘技マニア。関口にとって格闘技とは、「己のパッションを奮い立たせてくれるもの。そして、時には人としての精神性を再認識させてくれる特別な存在。」らしい。
  • 劣等感がボクシングに向かわせた。
  • ボクシングを始めたキッカケは何ですか?
  • 小学校の頃、いじめられっ子だったんです。 それで、強くなりたいという想いは人一倍持っていました。 強くなってやり返したいというより、自信が欲しいとずっと思っていましたね。 ボクシングに興味を持ったのは、漫画の『はじめの一歩』に出会ったのがキッカケです。いじめられてい た主人公が、どんどん強くなって成長していく姿を見て、自分に重ねました。そして、自分もボクシング をやったら自信が持てるんじゃないかって。それから少し経つんですけど、中三の秋に近所のボクシング 教室に通い始めました。といっても、最初は 2 週間に 1 回くらいのペースでしたけど。
  • 本格的に取り組み出したのはいつ頃からですか?
  • 中学校の時までバスケをやっていたんですが、高校ではバスケ部に入らず、鶴見にある横浜光ボクシングジムに通うようになりました。畑山さんや、新井田さんのところですね。でも、続かなかった。放課後友達に誘われたらそのまま遊びに行っちゃって。ジムに行ったら行ったで、「なんで来なかったんだ」ってトレーナーに怒られるし (笑) ますます足が遠のいて、在籍は1年でしたが、実質は 1 ヵ月分もやってなかったと思います。そこからは、なんてことのない高校生活を過ごしていました。 大きく変わったのは、高三の時です。周りが就職活動や受験勉強をして将来のことを考えているのに、自分はちゃんとボクシングが出来ていなくて。実際、プロにもなっていなかったし、劣等感というか、情けないというか。それで、卒業したら本腰を入れてやろうと決めたんです。自分はこの道でやるという覚悟を持とうと思って。その時、前のジムに戻る選択肢もあったんですが、たまたま山手線の電車の中から目に入り、直感でいいなと思ったワタナベボクシングジムに入会をしました。
  • 過酷な減量は、「仕事」だから出来る。
  • 試合前の減量の仕方やコツなどありましたら教えてください。
  • 普段は何でも食べますね。ラーメンが好きなんですが、全然食べてます。試合の 1 ヶ月前になったら炭水化物を控えたり、満腹まで食べずに腹七分目、八分目くらいで終わりにしたりします。それだけでも、 2kg は落ちますね。あとは、おくら、納豆、メカブとかの粘っこいものをよく食べています。そうやって 徐々に落としていって、最後の 2 日くらいは、ほとんど水も摂らない状態に持っていきます。「水抜き」って言われる方法で、あまり体によくはないんですが、ボクサーや格闘家の間では割と主流ですね。
  • 1ヵ月のスパンでどのくらい落とすんですか?
  • それは8kgくらい。
  • すご〜! ( 笑 )
  • 去年のWタイトル戦 (2017年 12月 31日 WBA・IBF 世界ライトフライ級王座統一戦 VSミラン・メリンド ) が今までで一番キツかったです。汗をかきにくい冬場ということや、祝勝会とかで美味しいものを食べるようになって、あと、30歳を過ぎて代謝が落ちてきたのも感じました。前日計量日の朝の時点では、300gオーバーしていて、その300gがどうしても落ちなくて… 湯船に浸かりながら、 ガムを噛んで汗と唾液を無理やり出しました。立ち上がった時に意識が飛びそうになり、30分くらい動けなかった。嘔吐もしちゃうんですけど、出すものがないから余計に辛かったです。
  • かなり過酷ですね…
  • そうですね。でも、自分が特別ストイックというよりも、仕事だから出来るんです。仕事じゃない と出来ないと思います。
  • 自分との約束を絶対に守る。
  • 普段の生活リズムや習慣の中で、気を付けていることはありますか?
  • 僕は一年中、節制をすると持たないんですよ。だから緩急をつけていますね。例えば、お酒もそうなんですけど、試合の2ヶ月前、3ヶ月前で期限を決めてそれ以降は一滴も飲まないとか。大好きなラーメンも1ヶ月前から食べないって決めています。それはポリシーというか、デビューから30戦以上必ず守ってきたことですね。
  • なかなか、決めたことをやりきるって難しいですよね?
  • 正直、みんなが飲んでわーわーやっている場にいると混ざりたい気持ちは出てきますが、お酒を勧められても、決めていることなんで断ります。一言言えばみんな分かってくれて、「それでも飲めよ!」みたいなことはないので助かっていますね。決めた期間の節制はプロとして当たり前というか、そういった感覚に近いと思います。
  • 睡眠で何か決めていることや、取り組んでいることはありますか?
  • 昼間に15分とか20分くらいの仮眠をしますね。肉体的にも、集中力を保つ意味でも良いって聞いたことがあったので。そうやって体力回復や生活リズムのバランスはとるようにしています。
  • チャンピオンになって変わったのは周りだけ。
  • 世界チャンピオンになり、有名人になって変わったことはありましたか?
  • 周りの反応は本当に変わったと思います。なんというか、これまで上から目線だった人が、チャンピオンになって逆になるのは、面白いというか(笑)でも、自分としてはなんら変わりません。よく、「変わらないのがすごいね」とか言われるんですが、むしろそれが普通だと思うので。自分が上から目線になるのも、それは違いますしね。
  • 環境の変化の部分で、プラスになったこと、逆にマイナスになったことはありますか?
  • プラスの部分で言えば、人間関係が楽になりました。チャンピオンになって自分自身は変わりませんが、変な風に見てくる人がいなくなったので生きやすくなったというか。
  • 名前が売れたことで、色んな人との距離が縮まったんですかね。
  • そうですね、自分のことを知ってくれる人が増えたという意味ではそうかもしれません。 マイナス面で言えば、ガツガツ来る人も増えました。そういう時は、周りの人にしっかりと聞いて、場合によってはうまくフェードアウトするとか、無理に関わらないようにする術は覚えたかもしれません。
  • 10年続ければ、何かが変わる。
  • 「勝利」までのプレッシャーや、苦労の克服の仕方を教えてください。
  • 僕は昔から緊張しすぎるタイプで、デビュー戦の時なんか、リングに上がっても自分の心臓の音が聞こえてきて。試合なんて無くなってくれればいいのに… と何度も思っていました。それが、特に去年の統一戦では、もちろん緊張はするんですけど、すごく落ち着いたメンタルで入場することが出来たんです。振り返ってみると、トレーニングも、体調管理も、本当に細かく徹底したんですね。そこからくる自信は大きかったと思います。あとは、これまでの経験の積み重ねも活きています。課題や悩みを見つけて、それにどう対処するかをまずは自分で考えます。それでも分からなければ、人に聞くこともあるし、本を読むこともある。そうやって他の人の知識を柔軟に吸収し、改善をしていくことはずっと心掛けて、自分の中に蓄積をしてきました。だからこそ、人との縁は大切にしています。
  • ボクシングを辞めようと思ったことはありますか?
  • 22歳の時だったと思うんですけど、初敗北を喫しました。その時、一番最初から教えてもらっていたトレーナーが辞めることになったり、正直、自分が伸びている感覚もなくて。それに、周りの友達は安定した仕事に就いていて心が揺れたんです。実は、母には辞めると言いました。
  • それでも続けることが出来た理由は?
  • どこで聞いたかも、誰に聞いたかも忘れてしまったんですが、当時「10年続けていれば、何かが変わる」という言葉に出会いました。それが衝撃的で。自分はまだ5年じゃないかと。あと5年やれば本当に変わるかもしれないと思ったんです。もちろん、半信半疑ではありましたけど、まずは信じて5年やってみようって。結果、ボクシングを始めてから9年と半年で世界チャンピオンになれたので、その言葉に出会えて良かったなと思います。もちろん、10年で必ず変わるわけではないと思いますが、信じて続けることの大切さを身に染みて感じました。
  • 自分の人生に信念を持つこと。
  • あやせ興産の社員もなんですが、世の中には、生活や家族や夢の為に、苦労しながら一生懸命働いている人が沢山いると思います。そんな私たちに、何かアドバイスをいただけませんか?
  • 僕なんかが偉そうに…と思うところはありますが、そうですね、僕もボクシングを13年間やってきて苦しいことも辞めようと思ったことも沢山ありました。それでも、ボクシングをやってきて良かったと思えるのは、やっぱりこれが生きがいなんで。どんな仕事でも会社でも、辛いことはどうしても出てくると思うんですが、自分の信念を持って貫き通すことで報われる時が来るんじゃないかと思います。
  • ありがとうございます。今後も活躍を心から応援しています!貴重なお時間とお話をありがとうございました!

掲載情報は2018/06/1時点のものです。